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三浦 茂 院長

SHIGERU MIURA

予防・治療からメンテナンス・アフターケアまで、生涯の歯の健康づくりをお手伝い。

東京歯科大学卒業後、勤務医として経験を積んだのち開業する。その後、西大島駅近くに移転。

三浦 茂 院長

三浦 茂 院長

三浦歯科医院

江東区/大島/西大島駅

  • ●歯科

病弱だったからこそ医療の世界が身近だった。

三浦 茂 院長

幼少期の私は病弱な子供で、しょっちゅうお医者さんのお世話になっていたんです。自分の身近なところに「医療」の世界があったことで、漠然と医者の道に進みたいと思っていたのかも知れません。父のおじさんが東京歯科大学の出身だったことから私も歯科医師を目指すようになり、昭和59年に同大学を卒業しました。

大学卒業後は内幸町にある歯科医院で勤務医として働き、約1年間きびしく鍛えていただきました。ただオフィス街の歯科医院ですから、患者さんは圧倒的にサラリーマンの方が多く、症例にも偏りがあったんです。歯科医師としては、色々な患者さんを診て経験を積みたいと思うようになり、江東区の歯科医院に移りました。その時の院長から分院を任される形で私が院長になり、昭和61年に三浦歯科医院を開業しました。開業当時は大島3丁目にあるビルの2階で診療していたのですが、患者さんから階段の上り下りが大変だという声をいただくようになり、移転することになったんです。こちらのビルに場所を移して8年目、歯科医師としてのキャリアは28年になりました。

患者さんに真剣に向き合いたい。

三浦 茂 院長

私はいつも「病気を治すのではなく、病人と接している」という考えで診療をしています。歯の状態は良くなりましたよ、もう大丈夫です、さようなら。ではなく、あくまでも人=患者さんに真剣に向き合いたいと考えているのです。ですから患者さんには私が最良と思う治療法をご説明して、ご納得いただいた上で治療を行います。治療が終わって10年後、20年後も健康な歯のまま笑顔で生活していただけるように、責任ある治療をする事が私の使命だと思っています。

こんなエピソードがあります。今から25年ほど前「歯がグラグラするから抜いてもらいたい」と訪れた患者さんがいました。診察してみると、この患者さんは歯周病が原因で歯ぐきが弱り、歯がグラグラしていた事がわかったんです。私は「かみ合わせ」を調整して正しいブラッシング法を指導しましたが、歯を抜くことはありませんでした。そしてこの患者さんは現在に至るまで歯を1本も抜くことなく今年で80歳になり、ご夫婦そろって江東区から「8020」の表彰を受けられたんですよ。

「8020」を実現する「正しいブラッシング」法とは?

三浦 茂 院長

歯のブラッシングは、誰でもできる事なんです。でもそれが「正しく」できているかどうかが問題なのです。きちんとブラッシングができていると思っている方でも、プラークの有効除去率(歯垢がどれだけ取り除かれているか)はだいたい10~20%程度。ほとんどの方は「磨くこと」が目的になってしまっているのが現実です。歯をブラッシングする本当の目的は(1)プラーク(歯垢)の除去 (2)歯ぐきのマッサージ です。歯医者さんに通い、きちんとブラッシングをしているつもりなのに虫歯になり、年齢を重ねるうちに入れ歯のお世話になる・・・。このような方の大半は正しいブラッシングができていな事が原因なのです。

当院では、歯ブラシの持ち方、動かし方などを時間をかけて指導することに重きを置いています。プラーク除去のための理想的なブラッシングができるようになるまでは、だいたい3ヵ月ほどかかるかと思います。歯ブラシは、小刻みに動かしながら丁寧にブラッシングする事が大切。ゴシゴシと大きく歯ブラシを動かす、いわゆる「横磨き」では十分な効果はありません。正しいブラッシングは、1分磨いては5分休む・・・というくらい、腕が疲れるものなんですよ(苦笑)。小刻みな振動を再現する電動ブラシはたいへん便利な道具ですが、歯科医師のもとで正しい使用方法をマスターしていただきたいですね。

保育園の園医として、小児歯科医療に貢献。

小さなお子さんについては、歯の治療に対する恐怖心を取り除くことが大切です。保護者の方にお願いしたいのは、歯が痛くなってから歯科医院を訪れるのではなく、お子さんの歯が健康なうちから定期的に通って欲しい、という事です。「歯のブラッシングを教わりに歯医者さんに遊びに行こう」という感覚ですね。歯医者さんは「痛くない、怖くない」ということを理解してもらえれば、子供は自分から口を開けてくれます。日頃からの信頼関係があれば、いざ虫歯ができた時でもスムーズに治療することができます。そしてもう一つ、子供に多いのが外傷です。顔面を強くぶつけた、など外傷を負った際には、早めに歯科医院を受診していただきたいですね。歯が脱臼することで、歯の神経が壊死してしまうことがあります。口のまわりのケガについては、小児科ではなく歯科を受診することを覚えておいてください。

これから受診される患者さんへ。

開業以来「地域のホームドクターを目指して」人と人との係わりを大切に診療を行ってまいりました。正しいブラッシング法をはじめ、虫歯や歯周病の原因となる生活習慣などについてもアドバイスができればと思っています。これからも患者さんの隣に寄り添って、いつまでも健康な歯を見守りたいと思っています。

※上記記事は2012.12に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

三浦 茂 院長 MEMO

  • 出身地:岩手県
  • 趣味・特技:旅行(主に海外)
  • 好きな本・愛読書:いろいろなジャンルを雑読します。
  • 好きな映画:風と共に去りぬ
  • 好きな言葉・座右の銘:一期一会
  • 好きな音楽・アーティスト:松任谷由美、中島みゆき
  • 好きな場所・観光地:北海道

グラフで見る『三浦 茂 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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