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森本 宏一 院長

KOICHI MORIMOTO

予防医学に特化。整形外科専門医として、“寝たきり”にならないための治療に力を

順天堂大学医学部医学科卒業後、同大学医学部付属順天堂医院整形外科に入局。同大学医学部整形外科学教室および関連病院で整形外科医としての経験を積む。2017年9月に『もりもとリハビリ整形外科』を開院(都営新宿線「東大島駅」より徒歩3分)。

森本 宏一 院長

森本 宏一 院長

もりもとリハビリ整形外科

江東区/大島/東大島駅

  • ●整形外科
  • ●リハビリテーション科
  • ●リウマチ科

人のために生きることを希望し、たどり着いた場所

森本 宏一 院長

私の祖父は、生業のかたわら、保護司を長年務めていました。保護司とは、過ちを犯してしまった人の改善更正を助ける仕事ですが、全くのボランティアです。自分のことだけを考えるのではなく、人のために何かをして評価を得ている人の元に育ったこともあり、私も人のために生きようと思い、たどり着いたのが医師という職業だったのです。

大学時代、私はアイスホッケーに熱中していたのですが、腰椎椎間板ヘルニアになり、プレイすることが叶わない状態になりました。整形外科を志したのは、その経験があったからでしょうね。同じように悔しい思いを抱いている人に対して、何かお役に立てたらと考えたのです。
『もりもとリハビリ整形外科』は、2017年9月に開院いたしました。それまで、順天堂の関連病院を回り、最後は江東病院で整形外科一般を診ていたわけですけれど、自分が関わった患者さんを診続けたいと思い、病院からほど近いこの場所にクリニックを開くことになったのです。私は今も週に1度江東病院で手術をしており、当院で手術が必要な患者さんがいらっしゃれば、私自ら手術をおこなっています。手術が終われば、そのままこちらでリハビリにスムーズに移行出来るわけで、その点は患者さんにとって安心感につながるのではないかと思っています。

リハビリで困っている多くの方々のために

森本 宏一 院長

江東病院ではリハビリセンター長を長年務め、その間、リハビリに困っている人を多く見てきました。江東病院に限ったことではないのですが、病院は外来リハビリを行っていないところが多く、手術を終えて退院後、継続してリハビリをおこなうことが難しい状況にあります。そこで当院ではリハビリ室のスペースを広めにとり、理学療法士、作業療法士がマンツーマンでおこなう体制を整えました。
手術で人工関節を入れても、リハビリなしで歩けるようにはなりません。あるいは、膝や腰の痛みを抱えた人も、リハビリで筋肉をつければ、痛みはかなり改善していきます。身の回りで、「去年まで歩けていたのにそれが出来なくなった…」という方がいらっしゃれば、ぜひご相談ください。適切なリハビリを当院で続けることで、元のように歩けることが多々ありますので、希望を持っていただきたいですね。

日本骨粗鬆症学会認定専門医として、予防医学に力を

森本 宏一 院長

骨粗しょう症の治療は、しっかり評価をしながら取り組むことが大切です。当院では大腿骨と腰椎で骨密度を測定出来る機器を導入し、平行して血液検査もおこなっています。血液検査では、骨を作る細胞と壊す細胞の比重が分かります。そのバランスが崩れることなどで骨粗しょう症になるわけですので、治療によってそのバランスをとっていくことが重要なのです。1度検査をして、薬を出せば終わりというわけではありません。定期的な骨密度測定と血液検査を行うことによって、この方にはどういうお薬がいいのかということをその都度判断し、適切な治療をおこなっていくことが大切です。

今後は、予防医学に力を傾けていくべきと考えています。骨折をしてしまってからどう治すかということも大切ですが、それ以前に、病気にならないために何をすべきかということがもっと問われるべきだと思います。リハビリしかり、骨粗しょう症の治療しかり。当院では、整形外科としての予防医学の推進に情熱を傾けていきたいと考えています。

身体の内側からの健康獲得にも貢献していきたい

当院では、ピラティス・ヨガの国際インストラクター資格を有する理学療法士の指導のもと、ピラティス教室&ヨガ教室を定期的に開催しています。この教室を通じ、自分で自分の身体を治す楽しさを知っていただき、それがひいては、自分で身体を動かそうとする意識の改革につながっていけばと思っています。当院では予防医学士の第一人者である先生により適切な治療を行います。そもそも予防医学とは、病気にならないための対策、と申してよろしいかと思います。予防医学士とは、バランスの取れた食事や読書や睡眠などの休養、適度な運動など、1人ひとりに合わせて指導をおこない、健康を形作っていきます。運動不足の方やダイエット希望の方にこのプログラムは最適です。1度自分に合った食生活等を身につければ、健康的な身体を手に入れることが出来ます。先にもお話ししましたが、病気にならないようにすることが、今後の医学では大きな比重を占めてくるでしょう。整形外科のクリニックとして、その分野で出来ることは何かということを常に考えていきたいと思っています。

これから受診される患者さんへ

『もりもとリハビリ整形外科』では、骨折等、一般整形外科疾患の治療はもちろんのこと、それにプラスαするものとして、予防医学の一環であるリハビリテーションに骨粗しょう症治療、そして身体の中から健康を取り戻していくサプリを含めた栄養指導に重点を置いています。

大腿骨の骨折や背骨の骨折を経験した方は、そうでない方と比較し、寿命が大幅に縮むということをご存知でしょうか。運動期の疾患を抱えていると、それが直接の要因にはならないにしても、活動性を著しく損ない、それが余命に大きく影響してくるということなのです。皆さんに元気なまま、寿命を迎えていただきたい。それを最大の目標として、少しでも皆さんの手助けになっていきたいと思っています。

※上記記事は2018年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

森本 宏一 院長 MEMO

整形外科専門医 /リウマチ専門医

  • 出身地:広島県
  • 趣味:読書
  • 好きな本:オールジャンル
  • 好きな映画:『ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』
  • 座右の銘・好きな言葉:自分の心を知り、自分の人生を生きよ
  • 好きなアーティスト:The Style Council
  • 好きな場所:海

グラフで見る『森本 宏一 院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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