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永岡 喜久夫 院長

KIKUO NAGAOKA

良い医療とは何か。患者と家族が満足し、自分自身も納得出来る医療をめざして

千葉大学医学部卒業。同大学付属病院(血液外科)社会保険城東病院に勤務。1987年に『永岡医院』を開院(東京メトロ東西線「南砂町駅」より徒歩15分)。現在にいたる。

永岡 喜久夫 院長

永岡 喜久夫 院長

永岡医院

江東区/東砂/南砂町駅

  • ●内科
  • ●胃腸内科
  • ●消化器内科
  • ●外科

憧れの存在から、生涯をかける価値のある職業にたどりつく

永岡 喜久夫 院長

私が高校生の頃、外科医を主人公にしたアメリカのテレビドラマがありました。特に印象に残ったのが、「気道切開が必要な場面で外科医が呼ばれる」という場面でした。「いざという時は外科医なんだ。外科医ってすごい」 それまで数学と理科が得意だったものですから、漠然と工学部を目指していたのですが、ドラマの影響もあり、医者の道を志すようになったのです。とはいえ、家庭の事情もあり、受験した医学部は地元の千葉大のみ。幸いにも受かることができ、卒業後は初志貫徹で外科の医師となりました。
『永岡医院』は1987年に開業しました。それまで20年近く、千葉大学病院や亀戸の社会保険城東病院で外科の医師として勤務していました。開業の場所に特にこだわりはなかったのですが、勤務地であった亀戸からもほど近く、角地でわかりやすいという条件が重なったことからこの場所を選んだのです。
住宅街の真ん中に位置するということもあって、患者さんは地元の方が大半という状況です。なにしろ開業から30年経っていますので、2世代、3世代にわたっていらしてくれる患者さんが多いですね。

自らの考える“良い医療”にこだわるということ

永岡 喜久夫 院長

患者が満足し、家族が満足し、医師として満足出来る。この3つがそろってはじめて良い医療と言えると私は考えています。そのことを常に念頭におきながら、リスクを恐れず、骨身を惜しまないことが大切です。
腎不全で非常に見通しの悪い患者さんがおられました。病院にもいられず、もはや自宅で療養するしかないという方です。その人に何かあれば、いつ何時であろうとも、往診に行ってあげなければいけません。暮れであろうが正月であろうが、診にいってあげなくてはダメなのです。結果、その方が楽しいひと時を過ごせればそれで良いわけで、その先に患者さんの満足があり、家族の満足があります。
病気を治すことはもちろん大事です。しかし、もはや助からない患者さんに満足して最後の日々を過ごしてもらうことも、また大事なことなのです。医師が自分の身を犠牲にしなければ、得られないことがあるということです。
私の医院には何年にもわたって通ってくれている患者さんがいます。そうした方は、私に命を預け、長い時を一緒に生きた仲。命を預かった責任を最後まで全うしたいと思いますね。

「出来るだけ入院しないで治す」がモットー

永岡 喜久夫 院長

私は、「出来るだけ入院しないで治す」ということを心掛けています。入院すれば多額の費用がかかることになりますし、また、ご自身が家を空けることによってご家族が困ってしまうという方がおられます。
当院では入院する代わりに、病院で受けている点滴を通院しながら受けてもらうという形をとっています。院内には点滴が出来る場所をあちこちに設けてありますので、同時に複数の方が点滴を受けれるようになっています。肺炎や肝機能障害、脳循環障害や脳梗塞、低栄養、それから脱水症状等に関しては、入院せずとも通院による点滴治療で充分に状態を上向きにさせることが可能です。
むろん、入院が必要なケースもあり、その辺りの見極めは大切ですが、その人の事情を考慮せず、医師の都合だけで入院を勧めるなどいうことは、決して好ましいことではないでしょう。

医者は、実力がすべて

愛想の良さや人としての優しさ。もちろんそういったことも必要な要素ですけども、もっとも大事なことは、いかに早く、適切に治してあげれるかということです。それこそが、医者の本分だと思うのです。
まだ若く実力が伴っていないのであれば、時間を掛けることでしょう。人が1回か2回しか診ないのであれば、3回も4回も診てみれば良い。そうするといつしか、それまで目に見えないものが見えてくることになります。剣豪と言われるような剣の名手でも、生まれながらに優れていたなどということはなく、徹底して自分を磨いたからこそ、後世に名が残る存在になったのです。人は努力の陰を見ようとせず、今の優れた点だけを見て「天才」の一言で片付けてしまいがちですが、天才とは努力が出来る才とも言えるのではないでしょうか。
良い医者になるためにはどうすればいいか。これからの時代を担う若い世代のお医者さんには、すべてを犠牲にしてでも、自分を高めていくことを考えていただきたいですね。

これからの次代を担うお医者さんへ

「静脈瘤硬化療法」という治療法を扱っています。最近はレーザー等の治療もありますが、私がおこなっているこの療法では、針を刺すだけできれいに治ることが期待出来ますので、お困りの方は是非一度ご相談ください。
高血圧や糖尿病、肝臓病、心臓病の治療には特に力を入れており、また自負も持っています。お困りの方はどうぞ気軽に立ち寄り、私を頼りにしていただければと思います。

※上記記事は2018年5月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

永岡 喜久夫 院長 MEMO

  • 出身地:千葉県
  • 趣味:旅行
  • 好きな作家:山本周五郎、司馬遼太郎
  • 好きな言葉:正義感
  • 好きな音楽:演歌
  • 好きな場所:温泉

グラフで見る『永岡 喜久夫 院長』のタイプ

エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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